子ども家庭支援センター“海北” 地域食堂

防府市全域対象 海北1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事業実施の背景・経緯

防府海北園では、地域の孤立を防ぐ活動に取り組めないかと考えておられました。

 

その思いと人が集える施設を持っている特性、子育て支援機能、さらにNPO法人フードバンク山口の活動、すぐ近くにある県営住宅の高齢者のサロン、地域包括支援センターがつながり、子ども家庭支援センター“海北”が窓口となって2018 年 10 月に「地域食堂」のしくみがスタートしました。

 

活動内容

地域の方が集う現在の「食事提供(地域食堂)」には、高齢者が主な対象の日と子育てママ達が集う日とがあります。

 

高齢者が主な対象の日は、防府北地域包括支援センターの協力で、右田地域の高齢者の方が集まり防府海北園の地域交流スペースで健康体操をされています。

お世話役の方が受付をし、毎回、血圧のチェックがあり、定期的に体力測定も行われています。

そして、この食事提供の部分には、NPO法人フードバンク山口の協力があります。

海北2

 

NPO法人フードバンク山口を通じて、協力企業であり弁当製造などを行っている会社から、お弁当の総菜などが提供されています。子ども家庭支援センター“海北”の職員がそれを受け取りに行き、大皿に盛って提供するとセルフサービスで食事の時間となります。みなさんで台を拭いたり汁物をよそったりと動かれて、準備や片付けなどもお手伝いされます。

この健康体操と地域食堂の活動で、外出の機会ができ、同じ地域に住んでいても顔を合わすことが少なかった人たちとも話され、いざという時の顔が見えるつながりを作ることにつながっています。

 

子育て支援の日は、ママともサロンと呼ばれ、登録された保護者の集まりです。

 

子連れで来られる方もおられれば、仕事を始めて子どもは幼稚園だけど休みを合わせて来たという方もおられます。そこで子育て情報を共有したり、自分の仕事の話を聞いてもらったりの憩いの場として活用されています。この顔の見える交流はSNSなどの交流とは違った安心感につながっています。

 

高齢者も子育てママも、多くの協力とこういった場があるからこそ集うことができます。食事提供は、そんな居場所を作りだすことに一役かっています。

 

資金

お茶や汁物の代金として 100 円を参加者から集めている。

会場は海北園が地域交流スペースを提供、食事はNPO法人フードバンクの協力企業からの提供で無償。

成果や課題、今後の展望

通常の地域食堂では、食事の準備などに多くのボランティアが必要になったりしますが、このしくみではその部分はなくても運営でき、他地域でも取り入れやすいと考えられます。

 

健康体操の地域食堂やママともサロンの居場所作りの活動を通じて、高齢者や子育て家族が集まれるコミュニティ作りを進めていき、今後はこの集まりの中で地域のニーズを取り込んで対応し、高齢者は役割を持って活躍でき、子育ても安心してできる場としていきたいと考えておられます。