7月24日FMわっしょい「山口県ユニセフ協会」出演!!

7月24日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、

山口県ユニセフ協会

藤村武司さんと、中嶋直子さんです!


山口県ユニセフ協会は、世界の子どもの命と権利を守って活動しているユニセフを
多くの方々に知っていただくために、県内の市町でパネル展を開催しています。

防府市は、ルルサス防府の2階ロビーで7月19日から8月2日まで行われています。
防府市の前には、上関町で初めてパネル展を開催し、
今年度は県内のほとんどの市町を回れそうだとおっしゃっていました。

パネル展は「ユニセフってなぁに」というタイトルで、
ユニセフの基礎を学ぶことができる内容になっています。
ユニセフは日本語では国連児童基金という名前で、
困難な状況下にいる世界の子どもたちへの支援を行っています。

例えば、日本では学校に手洗い場があるのが当たり前ですが、
世界には学校に手洗い場のない国も多くあります。
新型コロナウイルス感染予防のため、手洗いが推奨されていましたが、
それが当たり前にできない子どもたちが大勢います。
また、食料不足により、抵抗力が落ちてしまい、現代日本では命を落とすことの少ない
風邪などの病気で亡くなってしまう子どもも世界にはたくさんいます。

まずは、日本の子どもたちに、自分たちの生活が世界では当たり前ではないということに
気がついて欲しいと藤村さんはおっしゃっていました。
パネル展は10枚のパネルに写真つきの紹介文が書いてあるので、
お子さんたちでも理解できる内容となっています。

また、山口県ユニセフ協会では、出張学習会も行っています。
今回は中嶋さんに、先日岩国市で行った学習会についてお話していただきました。

岩国市での学習会には親子約15名が参加され、
パワーポイントを使ったユニセフ協会の紹介とワークショップを行いました。

ワークショップは、世界の児童労働の厳しさを学ぶことがテーマで、
インドの新聞紙を使った紙袋作りを10分間お子さんたちに体験してもらいます。
10分間紙袋を作った後、これを1時間やり続けるのはどう?
1日(8時間)やり続けるのはどう?と、問いかけます。
そして、1日働いてどのぐらいのお金がもらえるのか、
そのお金で何が買えるのかを伝えます。

もう一つの体験は、水がめでの水運び体験です。
実際に使われている水がめに水を入れて、お子さんたちに持ってもらいます。
そして、1日中この水がめを歩いて運ぶ仕事をしている子どもがいることを教えます。

実際に参加したお子さんたちの反応は様々で、最初は楽しそうに作業をしますが、
1日続けるとなると、いい顔をしないお子さんがほとんどだったそうです。
何を感じるかはそれぞれですが、さまざまな気づきのある体験会だったようです。

このような学習会は、一回約2時間で、山口県内ならどこでも開催可能とのことです。
世界には困難な状況にいる子どもがいると聞いても、なかなかイメージできませんが、
体験することで、どれほど大変かが実感できるのではないでしょうか。
この学習会を通じて、色々なことを感じ、家族で話し合ってほしいそうです。

夏休みはふだんとは違う勉強や体験をするチャンスです。
ぜひ、山口県ユニセフ協会のパネル展を見て、世界に目を向けてみませんか。
防府図書館へ向かう階段のところにありますので、
図書館へ行く途中に少し足を止めてみてはいかがでしょうか。


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