株式会社 丸久
自分の仕事を「知ろう・好きになろう・やってみよう」
- 企業情報
- 所在地:防府市大字江泊1936番地(本店)
- 代表者:田中 康男
- 設 立:昭和29年
- 業 種:食料品、住居関連品、衣料品等の小売業
- 従業員:3,848人(うちパートタイマー3,053人(8時間換算))
- URL:http://www.mrk09.co.jp/
- 理念
- お客様、お取引先様、丸久の「三位一体の信頼と融合により地域社会に貢献すること」
- 事業概要
- 山口県、広島県、福岡県、島根県に89店舗
地域貢献に積極的に取り組む
株式会社丸久の理念「三位一体の信頼と融合により地域社会に貢献すること」
その理念に則って丸久では様々な形での地域貢献に積極的に取り組んでおられます。
近年では県内のほとんどの市町と包括連携協定を結び、情報発信や地域福祉など行政との連携を進められておられます。買い物困難者へのサービス、地産地消、健康増進のための活動などは、まさに地域密着のスーパーマーケットの強みを生かした取り組みと言えます。
買い物支援として2016年に始まった移動販売「いくまる号」は、防府市内を中心に8つのルートで運行されています。買い物に出かけることが難しい方々のために、防府市の周辺地域へ各ルート週2回運行しています。2017年には地域の方が運営主体となるオーナー制もスタートしました。このオーナーさんは防府市内の富海・牟礼地区の3つのルートを担当されています。地域の方の力によって地域の困りごとを解決できるよう企業が支援している一つの形と言えます。
NPOとの連携で地域貢献を進める
これまでの地域貢献の形から新たな展開も見えてきています。
2013年に山口県共同募金会とスタートした「LOVEやまぐちプロジェクト」では、協力企業と共に寄附つき商品を展開しており、丸久グループ各店舗で、販売した対象商品1点につき2円を共同募金会に寄附されています。
小売業という立場で寄附つき商品を展開するためには、協力してくれる企業を募る必要があります。各企業に寄附つき商品を展開するメリットを伝え、2013年7月から2018年2月までに、27社の企業が参加し127商品を対象とすることができました。
また、まだ食べられるけどパッケージの印刷ミスや季節商品などといった理由で廃棄されてしまう食品を、必要としている人のもとへ届ける「NPO法人フードバンク山口」との連携も進んでいます。
各店舗で包装や箱の破損などで販売できなくなった商品などを、1か月に1回フードバンク山口に寄附されています。また、一般の方が家庭で食べきれない食品を寄附するイベント「フードドライブ」を店頭で開催したり、常時受け付けするフードポストを一部店舗に設置したりもされています。
地域に愛される企業となるために、小売業としてできる様々な取り組みを通して、地域と共に取り組みを進めておられます。
社会貢献の取組
環境 | 【改正容器包装リサイクル法対応】 容器包装リサイクルとしてはトレー回収や牛乳パック回収、一部ペットボトル回収などをグループ各店の店頭で実施。レジ袋の有料化による収益金は社会貢献や環境対策に活用している |
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【レジ袋無料化配布中止など容器梱包資材削減】 平成21年度より取り組んでいるレジ袋無料化中止により、約90%の辞退率で削減効果が上がっている。その収益金は社会貢献や環境対策として災害復興支援やガン検診受診率向上へ向けた取り組みなどに活用している |
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【食品リサイクル法対応】 野菜くずの回収や肥料化など再生利用実施 |
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安全 | 山口県を中心に、広島県西部と九州北部までを出店エリアと位置付け、地域集中出店を進めている。ドミナント化により、お客様の近くに店舗がある安心感と満足を提供している |
コンプライアンス委員会の設置、全従業員に企業倫理基準ハンドブックを配布 | |
個人情報を保護するため、個人情報保護委員会を設置 | |
モニター制度の導入やご意見箱を設置し、常にお客様の声を売り場、商品、サービスに反映させている | |
地産地消促進への取り組み
山口県産品コーナー設置など、山口県の農水産物の販売拡大に取り組む「販売協力店」として、アルク35店舗とアトラス萩店、丸久厚狭店他の38店舗が登録し、地産地消に取り組んでいる
生産者と共同で開発し、優れた山口県産の農水作物を販売する「結びつき商品」企画を実施。肥料・化学農薬50%以上削減・発酵鶏糞等の有機肥料・ラック倉庫による品質管理の3つのこだわりによる大変おいしいお米を収穫し、今年秋に県内外のアルクなどマルキュウグループ店舗で新米として販売 |
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NPO法人フードバンク山口の活動に協力し、各店舗で通常廃棄される商品を寄附するとともに、一部店舗にフードポストを設置し、一般の方からの食品寄附の受け取り窓口となったり、食品寄附を受け取るイベントを店頭で開催している |
人権・健 康 | 新入社員研修、新入社員フォローアップ研修、新入社員ステップアップ研修、チーフ・サブチーフ研修、接客リーダー研修などの研修制度の充実 |
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従業員買物割引制度の実施 | |
インターンシップの受け入れ | |
女性従業員が自主的に「女性活性化委員会」を結成。また、女性活躍推進も着実に進み、女性の管理職が9名(管理職比率6.1%)活躍している | |
障害者雇用率は法で定められた基準以上の2.45%となっている(2017年6月現在) | |
山口県の「減塩サポーター」として減塩商品の紹介や1食あたりの食塩相当量が3g以下の弁当の開発・販売 | |
がん検診受診率向上を目指して、乳がん検診の受診を呼びかけるキャンペーン「ピンクリボン活動」の県民公開講座に特別協賛 | |
地域 | 【行政との地域活性化包括連携協定】 県内13市5と地域活性化のための包括的連携協定を締結し、地域福祉活動支援や農水産物や加工商品を拡販する地産地消の推進、店舗網を活用した観光PR、市政情報の周知、特に社会問題になっている買物弱者支援、健康な食生活のための食育活動など様々な取り組みを行う
防府市独自の取り組みとしては、「サイクルアンドライド」の推進のため、アルク防府店・中関店・三田尻店・牟礼店の駐輪場を解放している |
「サイクルアンドライド」とは、自転車でバス停や駅などの近隣の駐輪場まで行き、そこからバスや鉄道などの公共交通に乗り換える仕組みをいいます | |
【食育活動】 平成18年4月に5 A DAY(ファイブ・ア・デイ協会)へ加盟し、「1日5皿分(350g)以上の野菜と200g以上の果物を食べましょう」をスローガンに、特に子供たちの健康増進のために5 A DAY運動を推進している。アルクの店頭を教室に、主に小学生を対象にした食育体験ツアーや食育イベントを実施している |
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【買物弱者支援】 「マルキュウらくらく便」という宅配スーパーのサービスを提供している
移動販売車「いくまる号」が防府市内を中心に運行 |
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【認知症サポーター】 認知症サポーター養成講座を延300名の従業員が受講している |
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【災害の復興支援】 山口北部・島根県豪雨災害において被災された2市2町に対して、復興支援として寄付した。災害ボランティアセンターへ災害時に必要な物資を提供した |
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【日本赤十字社のサポーターとして認定】 日本赤十字社の山口支部の「赤十字サポーター」に登録し、赤十字社の災害救助活動、救急法などの講習普及事業などの事業活動を支援している |
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山口県共同募金会と2013年にスタートした「LOVEやまぐちプロジェクト」では、協力企業とともに寄附つき商品を展開し、販売した対象商品1点につき2円の寄附を行っている |