11月3日FMわっしょい「ほうふ里海づくり協議会」出演!!

11月3日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、


ほうふ里海づくり協議会

松村 憲吾さんです!


ほうふ里海づくり協議会は、「人と自然がともに生きる里海を未来へつなぐ」ことを目的に、地域の海を守り育てる水循環再生の活動をされています。かつて豊かな漁場だった防府の海も、近年は環境の変化によって生き物が減り、藻場も衰退しています。

そこで、ほうふ里海づくり協議会の方々は、海底湧水を活用した塩づくり体験や、子ども達と一緒に行う自然観察、藻場再生活動などを通して、海の恵みと水の循環の大切さを伝える活動をされています。地域の人々が海に親しみ、次の世代へ豊かな海を引き継ぐことを目指しているそうです。

地元では、バリとも呼ばれているアイゴは食欲旺盛で藻場減少の一因とされていますが、実は美味しい魚で、鯛の身のような白身で赤い筋が入っており、身が厚いのが特徴だと松村さんはおっしゃっていました。ただし、トゲがあり毒性もあること、死後すぐにアンモニア臭を発するため新鮮な状態での調理が重要であることの説明もありました。

ほうふ里海づくり協議会の活動の中心には「水循環」というキーワードがあると松村さんはおっしゃっていました。「水循環」の活動としては、海底湧水を使用した塩作り体験も行っています。これは、山で染み込んだ水が地下水となって海底から湧き出る現象を活用したものです。夏の浅瀬で冷たい部分を感じるのも、この海底湧水によるものだと説明されました。

松村さんは、11月12日に開催予定の「山口水環境再生シンポジウム」について詳しく紹介されました。このシンポジウムは、高田宏臣氏の著書「土中環境」に影響を受けて企画されたものです。土中環境とは、土の中の菌などの生物まで配慮した環境整備の考え方で、熱海の土砂災害などの例を挙げながら、従来の表面的な整備ではなく土中の水脈や環境を重視することの重要性を説明されました。

シンポジウムには3名の講師が参加予定です。以前、国土交通省砂防部長を務められていた草野心一さん、日本大学の河川工学教授である安田洋一さん、そして土中環境の著者である高田宏臣さんです。草野さんは従来の「水を力でねじ伏せる」という考え方から「水の力をうまく使う」という考え方への転換を提唱されており、安田さんとはウナギが住める川づくりを進められています。

シンポジウムの構成は、第1部(午前9時30分から正午)は、主に行政関係者や設計技術者向けで、CPD制度のポイント取得も可能です。第2部(午後1時30分から午後4時)は一般参加可能で、YouTubeライブ配信も行われます。

休憩時間には里海マルシェが開催され、とのみの海藻、アイゴを使ったお弁当、カフェコツコツによるアイゴのフィッシュアンドチップス(無料配布)、美祢の厚栗を使った塩焼き栗(とのみで作った塩使用)などが提供される予定です。また、高田さんの書籍や土中環境改善に使用する道具の販売も行われます。

松村さんは最後に、「山口県防府から水循環再生の活動を全国に発信し、「防府モデル」「山口モデル」として環境先進地域のイメージを築きたい」と話されていました。

私は、自然環境についてあまり考えたことがなかったのですが、松村さんのお話を聞いて、自然環境について考えることは、地域防災や、食物など生きることにつながるのだと感じました。特に、水循環については持続可能な社会の実現には最も重要だと感じ、私も今後、考えていきたいと思いました。


最新記事

カテゴリー

アーカイブ