3月13日FMわっしょい「茶道華月会」出演!!
3月13日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
茶道華月会
茶道裏千家 正教授の高橋宋周さん、
表千家 教授の三吉宋春さんです!
茶道華月会(以下、華月会)は、英雲荘の華月楼の維持・管理を目的に
昭和28年に設立した団体で、今年で70周年を迎えます。
年6回の月釜や3月の茶筅(ちゃせん)祭、
9月の追善茶会などを開催されています。
華月楼は毛利藩の公館として建てられた英雲荘にあるお茶室です。
戦後は米軍キャンプがあったことで外国人の方が英雲荘を利用されていましたが
華月楼のお茶室は荒れてしまっていたので、
その維持・管理をするために華月会の活動が始まりました。
華月会がお茶会をすることになったのは、
右田毛利家の奥様が戦後で気持ちが沈んでいる人々のために
皆さまの心の癒しになればと始められたことがきっかけだそうです。
華月楼も誰も使わないと傷んでしまいますが
華月会の方々が利用されることで保たれています。
また、今は管理人の方がいらっしゃるので掃除はお任せされているそうですが、
以前は月釜の時に華月会で毎回掃除をしていたそうです。
華月楼での月釜は年間6回(4~6月、10~12月)開催されています。
コロナ以前は一般の方も参加することができましたが
現在は華月会の方のみでの開催となっています。
4月はまだ、一般の方の参加はできませんが
近い将来、一般の方も参加できる月釜ができればと話されていました。
また、令和5年3月26日に防府天満宮で茶筅祭りがあります。
この祭りは、1年間使った茶筅を供養するものです。
茶筅は消耗品なので1年使うと折れてしまって使えなくなるので、
1年に一回は供養されているそうです。
この祭りの時にもお茶会を開催されますが、
こちらも今回は一般の方の参加はご遠慮いただいています。
毎年3月の第4日曜日にあるそうなので、来年は一般の方も
参加できると嬉しいですね。
9月には追善茶会を開催されます。
追善茶会とは、今までお茶をやられていた先輩方を追悼するお茶会です。
お亡くなりになった方の思い出話や先輩のお話を聞く事ができるので
今だけでなく過去からの繋がりを感じることのできるお茶会となっているそうです。
茶道は奥深いとよく聞きますが、奥深いと思い過ぎると
お茶を始めるのにハードルを感じる方も多いと思うので、
「まずはお茶を楽しんで欲しい」と高橋さんは話されます。
コロナが落ち着いて、お茶会に参加できるようになれば
お茶を楽しむ時間が増えると思います。
だれもが気軽に参加できる日が待ち遠しいですね。