国府ふるさとネット 学校活動や地域づくりなどのコーディネート
- 国府中学校区
事業実施の背景・経緯
国府ふるさとネットは、国府中学校区地域協育ネット協議会の通称です。
地域協育ネットとは、子どもたちの育ちや学びを地域ぐるみで見守り、支援するための仕組みのことで、“協育”という言葉には、学校・家庭・地域が“協”働し、子どもたちの生きる力を“育”むという思いが込められています。
国府中学校区の国府ふるさとネットでは、国府中・牟礼南小・勝間小・松崎小の 4 校で小中合同委員会を年3回行われています。
委員会の委員は、各学校運営協議会の代表 4 名(会長・PTA会長・校長・地域連携担当教員)と公民館担当 1 名(地域協育ネット協議会のコーディネーター)から構成されています。
めざす子どもの姿として“ふるさとを愛し、ふるさとから愛される、心豊かな子ども”を掲げて、国府中学校区での学校活動や地域づくりなどのコーディネートやサポートを行われています。
活動内容
国府ふるさとネットでは、家庭教育支援チームや国府中PTAと連携して、国府中学校で開催される「こくふキッズひろば」の支援をされています。
「こくふキッズひろば」は、月1回コミュニティルームを開放し、出入り自由な場として運営されています。子育て中のママ達にとっては、いずれは自分の子どもも通うことになる中学校という場を知り、育児のちょっとした相談や地域の情報交換をする場などになっており、中学生にとっては乳幼児とのふれあいの場となっています。
国府ふるさとネットでは、子育て中のママ達へ広くその情報が届くよう、関係団体とも連携しながら、公民館を利用されるママ達にチラシを手渡すなど、きめ細やかな広報をされています。
また、勝間小学校・国府中学校と連携して、公民館の講座やサークル生の皆さんの作品を、勝間小美術館及び国府中コミュニティルームに展示されています。
こういった様々な活動によって、地域と学校を結ぶことができればと取り組まれています。
成果や課題、今後の展望
子どもたちによるボランティア活動や地域のお祭り参加などの地域貢献と、地域の皆さんによる学習支援や見守り隊などの学校支援の双方を、今後もコーディネートしていこうと考えておられます。