8月18日FMわっしょい「(一社)山口県書道連盟」出演!!

8月18日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、

(一社)山口県書道連盟

理事長 門林 由起江さんと

重村 恵月さんと

会長 佐貫 竹園さんです!


(一社)山口県書道連盟は、書道展、研修会、書道普及などの活動を行っている団体です。

今回は、第43回山口県書道連盟展のご紹介で来られました。

第43回山口県書道連盟展は、第21回山口県中国山東省 学生書道展と併催して行われ、1200点もの作品が展示されます。

門林先生は、今回の展覧会で、松尾芭蕉の句をいくつか出展されているそうです。
作品を決めるまでが大変で、とても悩みましたが、松尾芭蕉の歌が好きだから今回選ばれたと話されていました。最初は今回出展した作品と違う形を検討していましたが、最後の方に紙の形を変えたのだそうです。

人によって漢字、かな、漢字とかなが混ざったもの、前衛的なもの、篆刻(てんこく)など、 それぞれ目指すものが違うのでいろいろな作品が見られる展覧会となっています。

重村先生は、山口県の方は前衛的で墨象(ぼくしょう)を書く方が少ないと話されます。
大きな下敷きを敷いて墨を飛び散らせながら書いたり、正方形の半紙に体を使って書いたりして、飛沫は思うように出なくて何枚か書いてようやく、偶然、納得のいくものができるのだそう。
重村先生は、今年は「縁」を書かれています。字の意味を考えて書くというよりは、字を頭の中でバラバラにして想像し、字の形を利用するといった感じで書くそうです。
踊るような、ダンスをしているように見える作品に仕上がったとのことでした。
また、重村さんは、1日に1回は絶対に筆を持つようにしていらっしゃいます。10分でも、少しの時間でも筆を持つことを大切にされています。

佐貫先生は、若い頃はたくさん書けていたが、今は書けないと話されます。書きたくないときは極力書かないようにしているそうです。
なるべく、作品をよく見せたいなどと考えず、一発勝負のような感じで書いていらっしゃいます。
沢山書くと邪念が無くなり、無心になる瞬間が増え、いい作品が書けるので、そのタイミングを狙う人もいれば、佐貫先生の様に一発勝負という人もいらっしゃり、人それぞれなのだそうです。

書道展では審査があります。一人であれば、その人の好みや感性で選びます。たくさん審査員がいれば、平均的な結果がわかります。

審査は結果を求めるためのものではなく、勉強、切磋琢磨するための過程であると先生方は話されます。

先生方からメッセージです。
「素敵な会場で素敵な作品が待っていますのでぜひお越しください。
あなたも審査員になれます。投票では、どういう作品に票が集まるのか気になります。
今後の作品作りの参考になりますので宜しくお願いします。」


〈第43回山口県書道連盟展〉(第21回山口県・中国山東省 児童生徒書道展 併催)

 

  日時:9月6日(土)・9月7日(日) 9:30~17:00(7日は16:00まで)

  会場:防府市地域交流センター アスピラート

 

ギャラリートーク

 

  日時:9月6日(土) 13:30~

     9月7日(日) 10:00~

 

  お問い合わせ先:一般社団法人 山口県書道連盟

          TEL 083-248-3928


 

私は、書道を7年ほど習っていましたが、どうしても書く気になれない日も、書かなければと義務のように感じ、何枚も納得のいくまで書いていました。先生方のお話を聞いて、書きたい時に書く方が、書道を心から楽しむことが出来るのではないかと思いました。最近、久しぶりに書道がしたいと思い始めているので少しずつ楽しもうと思います。


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