12月5日FMわっしょい「防府市美術連盟」出演!!

12月5日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、

防府市美術連盟

 事務局 光元裕子さんと、理事 金重紅園さんです!

 


防府市美術連盟は、防府市の文化芸術の振興のために活動され、
防府市文化協会とともに防府市美術展を開催したり、
受賞者を集めて4年に一度、秀作展を開いたりしています。

今回は、令和4年度 第71回 防府市美術展のご紹介です。

防府市美術展は、2022年12月7日(水)から11日(日)まで
防府市地域交流センター アスピラート 2階展示ホールで開催されています。
今年の出品作品は全部で118点あり、洋画が38点で最も多かったそうです。
受賞作品で一番大きい賞はグランプリで1点、
次に大きい賞は防府市美術連盟大賞で理事の部、会員の部、
一般の部それぞれで1点ずつ受賞がありました。
その他にも、美術連盟賞、市長賞、教育長賞、文化協会長賞、
鰐石賞、秀作賞、奨励賞、学生佳作賞があり、
全部で30名の受賞者の方がいらっしゃいます。

そして今年は、書道で数年ぶりにグランプリが出たとのことで
書道部門の金重紅園さんから作品についてのお話がありました。

グランプリを獲られた戸坂松園さんは金重紅園さんのお弟子さんで
書道を習われて40年、今回が初めての出品になるそうです。
戸坂さんの作品は、淡墨と濃墨の組み合わせが新しく大作に仕上げられており、
新聞や本を見て普段から書き留めていた俳句を題材にして書かれています。

審査は8部門ある各部門から二人ずつ、一人2票を持って投票していきます。
その中でもグランプリは票が集中したということで
デザインアート部門の光元さんから見て、
戸坂さんの作品の感想を次のようにおっしゃっていました。
「作るとしたら勇気がいる作品です。自分も作り手の気持ちにまずなるので
 こういった作り方は私にはできないな、と感じました。
 墨を二重に重ねるのは最初に書いた上にまた書くことなので、
 どうなるかが分かりません。心を動かされました」

金重さんからは、
「作品は大胆ですが、心の優しい温かみのある人です。
 書道は白と黒の世界ですが、残った白の部分が大事で
 白を切るといって、いかに白を浮き立たせるかが重要です。
 そのために余白を残して書きます。
 例えば、墨が多くてにじんだりかすれたりしても、読めなくてもいいんです。
 アートとして見てもらうことが大事です」
とおっしゃっていました。

グランプリの作品の他にもすばらしい作品がたくさんあります。
お時間のある方はぜひ、力作揃いの防府市美術展へ足を運んでみませんか。


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