1月23日FMわっしょい「日本アマチュア無線連盟 山口県支部」出演!!
1月23日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
日本アマチュア無線連盟 山口県支部
支部長 小川 博敏さんです!
アマチュア無線とは、
無線機とアンテナを使って、電波を飛ばして相手と話をして楽しむ趣味で、
昔から「趣味の王様」と呼ばれています。
そう呼ばれる理由は、国籍、年齢、職業などの区別がなく、
アマチュア無線を持つ仲間同士が電波を通してコミュニケーションができることや、
国家試験や養成講座を受けて「アマチュア無線技士」の免許が必要になることから
「趣味の王様」と呼ばれているそうです。
また、全世界に何百万ものアマチュア無線局が開設されているので、
国際親善や相互理解にも大いに役立っています。
アマチュア無線の楽しみ方は次のようなものがあります。
・近くのアマチュア局(近所の人)と交信(おしゃべり)する
・車からやハイキング先などに移動して交信する
・外国のアマチュア無線局と交信する
などです。
さて、ここでラジオのパーソナリティの方から素朴な疑問が投げかけられました。
「なぜ電話があるのに、アマチュア無線を使っているの?」
例えば電話ならば、連絡先が登録されている知っている人と電話ができます。
しかし、アマチュア無線はその時に無線機の電源を入れて聞いている人といった
その時にたまたま繋がった人と話ができます。
普段の仕事仲間だけの繋がりではなくて、さまざまな業種の人と偶然に繋がれる
ことがアマチュア無線の魅力だと小川さんはおっしゃっていました。
こうしたアマチュア無線の利用が
最近では社会貢献活動への活用も注目されているそうです。
総務省は、非常災害時等のボランティア活動や国や地方公共団体等の施策で
共助を必要とする地域における活動において、アマチュア無線を身近な暮らしの中で
活用できるようアマチュア無線の定義を令和3年度に明確化しました。
それにより、ライフラインが止まった時だけでなく、
いつでも使用することができるようになり、
ボランティア活動や公の地域活動での利用、マラソン大会や花火大会、
地域清掃等でも利用することができます。
アマチュア無線では場所と場所との連絡手段として用いることができるので
例えば、公民館へ避難した市民の状況を行政に伝える役目や、
花火大会での駐車場の状況を伝える役目などで活用することができます。
今後は山口県支部の活動として、お祭りやイベントでの公開運用によって
実際にアマチュア無線でのやりとりを体験してもらうことで
中学生や高校生に向けて実演をしていく予定だそうです。
来年度のほうふ市民活動フェスタでも出展される予定なので
興味がある方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。