2月17日FMわっしょい「防府野村望東尼会」出演!!
2月17日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
防府野村望東尼会
坪郷好夫さんです!
防府野村望東尼会は、高杉晋作や楫取素彦とも深い交流があった、
幕末福岡出身の勤皇の歌人である野村望東尼を顕彰し、
市民文化の振興や市の発展に寄与することを目的とする会です。
毎年法要を行い、2年前には望東尼の新資料集も刊行しました。
資料集は、望東尼の没後155年記念事業として作られました。
この資料集は、野村望東尼が高杉晋作に助けられて姫島を脱出し、
防府で亡くなるまでの、下関、山口、防府の歩みを調べ製作したものです。
望東尼は追われる身であったため、足取りが残されておらず、
情報を探し出すのに非常に苦労したそうです。
防府市は、七日詣を行い、歌碑が残されている防府天満宮や、
薩長連合の軍艦が到着するのを待っていたとされる小田港などが紹介されています。
今回は、アスピラートで開かれる真筆展についてお話ししてくださいました。
『野村望東尼 真筆展』は3月6日(木)から10日(月)まで
アスピラートの1階市民ギャラリーで開かれます。
望東尼が和歌を書いた掛け軸数点など、非常に貴重な品が展示されます。
また、3月8日(土)には、望東尼研究家の谷川佳枝子さんによる
ギャラリートークも行われます。
歴史的背景を踏まえた上で、望東尼の心情など歌の説明をしてもらえるので、
望東尼や、展覧会で紹介されている歌への理解が深まります。
坪郷さんは、
「ぜひ、防府にゆかりのある野村望東尼の真筆を見にいらっしゃってください。
特に、桑山中学校校歌の3番にある『国を憂いてわび住みし』という箇所に
注目してみてください」とおっしゃっていました。
望東尼の掛け軸は書としてもすばらしいものだそうです。
幕末の歴史に詳しい方はもちろん、詳しくない方も楽しめるようですよ♪