5月8日FMわっしょい「自由律句講座」出演!!

5月8日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、

自由律句講座

富永鳩山さんです!


自由律句講座は、防府市立図書館で平成17年5月から開講した講座です。
この講座では、種田山頭火が生涯をかけて情熱をかたむけた自由律俳句を
多くの方で学び、深めていく活動を行われています。
自由律句講座では、最初に山口県の作家や全国の作家の句を紹介して、
自由律句とは何かを富永さんが指導されます。
さまざまな自由律句に触れていくと
段々と自由律句は実感を伝えるものだと感じていくそうです。
その後、実際に講座生も句を作り、その句を講座生同士で添削し、
最後に富永さんが仕上げていきます。
そうすると、自分の心の奥底にある気持ちが
句となって表れるのでとても楽しいですよと富永さんは話されていました。

富永さんは、昭和54年に防府市で初めて種田山頭火の研究会を
開いた方でその当時は毎年句会を行っておられました。
自由律句が広まる契機となったのは、平成18年にあった『国民文化祭』です。
山口県は『心ときめく文化維新』がテーマとなっており、
防府市では『種田山頭火』をテーマにすることに決まったそうです。
富永さんにとっては、昭和54年に研究会を立ち上げられてから
これまでの活動が実を結び、自由律句が脚光を浴びる機会を受けることになったので
夢のような気持ちになられたそうです。

平成18年11月の国民文化祭の開催に向けて機運を高めるために
2月から開催までの期間、FMわっしょいで『自由律俳句のひろば』という番組を
毎週行い、投句の募集を行っていたそうで、その時投句された句に感動して
今でもその句が心に残っていると富永さんは嬉しそうに紹介されていました。

そうした歴史のある自由律句講座ですが、
今回ご出演いただいたのは毎年発行されている『句集』のご紹介です。
この『句集』は、図書館で行われている自由律句講座の講座生の皆さんの
作品をまとめたもので、毎年5月に発行されています。
講座生の皆さんには、それぞれ決まったページ数をお渡しして
その中で何句でも各自が自由に構成を考えます。
句だけの方もいれば、句と随筆を一緒に書かれている方もいらっしゃるそうです。

この句集は、会員のみに配られるものですが
図書館にも寄贈するので借りて読むこともできます。
興味のある方は、句集をご覧になってみてはいかがでしょうか。

また、講座生の募集も随時受け付けています。
見学や参加をしてみたい方は、直接防府市立図書館へ
連絡をお願いしますとのことでした。

富永さんは、
「一日、一感動をしましょう。そしてそれを句にしてみましょう。
 すると、その時に自分がこの時何を考えていたのかが分かります。
 自分史ができますよ」と話されていました。

みなさんも日常の中で感動したことを自由律句で表現してみませんか。


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