5月12日FMわっしょい「相続実務研究会」
5月12日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
相続実務研究会
古谷 大志さんです!
相続実務研究会では、防府市内の司法書士が集まって発表をしたり、話し合いをしたりしながら、仕事で経験した事例を共有しています。
ただ集まって話すだけではなく毎回一人、発表者を決めて、発表者の事例発表を中心に話し合いをしているそうです。
事例発表では、相続に関する実務の他、司法書士業務について一人で抱え込むのは難しい困難な事例や、例外的な処理をした事例等の資料を持ちよって共有されています。
司法書士の仕事は、主に不動産登記や商業登記の代理事務をされています。
新しい家を建てた時や、元々登記していない不動産を手に入れた時に登記する必要があるため、必ずしも義務ではありませんが、自分の権利を公に示すために必要なものなのだそうです。
古谷さんは「不動産登記は、履歴書の経歴のようなものです」とおっしゃっていました。
昨年から、相続登記が義務化されましたが、未登記や亡くなった方の名義のままの不動産も多いそうです。
未登記や、亡くなった方の名義のままの不動産にしないためには、遺言書を作成して相続の希望を書き留めておくことが大切なのだそうです。
遺言書を残すことで亡くなっても自分の思いを引き継いでいくことができます。
「相続登記の義務化によって、相続登記のご依頼も多くなっています」と古谷さんは話されていました。
相続登記の義務化は行政主導のもと行われており、啓発ポスターやチラシも配布されています。
古谷さんは、
「相続登記の申請が増えてきています。行政も一緒になって行っていることなので、これをブームで終わらせず、これから促進していくように、アンテナを立てていただければと思います」
とおっしゃっていました。
私はこれまでに、相続登記について考えたことがありませんでしたが、人が住まなくなっても手入れされずに残っている家を目にすることがあります。
古谷さんのお話を聞いて家を残し、相続するためには相続登記をすることが大切だと感じました。将来のために、相続登記について考えていきたいです。