4月24日FMわっしょい「公益財団法人日本郵趣協会登録防府支部」出演!!
4月24日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
公益財団法人日本郵趣協会登録防府支部
椙山哲太郎さんです!
郵趣という言葉を、皆さんはご存知ですか?
郵趣という言葉は、英語のphilately(フィラテリー)が
明治時代に日本へ入ってきたことによって定着した言葉ですが
一般的には郵趣よりも切手収集の方がイメージしやすいかもしれません。
公益財団法人日本郵趣協会登録防府支部(以下、郵趣協会)では、
郵趣をより多くの方に知ってもらいたいという思いで今回ご出演されました。
支部長の椙山さんは、郵趣協会の月刊誌である『郵趣☆』に
20年近く連載をもっていらっしゃいます。
世界の新切手について見開き2ページにまとめられていて
ライフワークとして執筆されているそうですが、
世界の新切手についての情報はインターネットが普及する以前は
1ヶ月から3ヶ月かけて日本に入ってきていたので
情報を得るのに時間がかかっていましたが、
近年はインターネットが普及したことによって
外国の郵政当局や切手省やコレクターに直接連絡して聞くことができるので
調べてから原稿が完成するまでの時間が短くなったそうです。
切手は1840年にイギリスで発行されたのが始まりで183年の歴史があります。
日本では152年の歴史があり、郵趣の歴史は日本郵便の歴史よりも長いそうです。
郵趣にはさまざまありますが、
例えば使用済み切手は切り取って集められた後どうなるか皆さんはご存知ですか?
その切手は、防府市社会福祉協議会へ集められて収集家の方が購入しています。
そして、その収集家の一人が郵趣協会なのだそうです。
購入した切手はよく流通している普通切手が多いですが、
収集の目的は切手そのものよりも消印が重要だと椙山さんは話されます。
切手の上に消印がしっかりとあって、郵便局名や使われた年月日が
はっきり読めるものを郵趣協会では主に集められているそうです。
集められた切手の中には、きれいに消印がのっていないものもあります。
そういったものは、切手の貼り絵工作をされている方に寄贈されているそうです。
こうした活動をされている郵趣協会ですが、
ルルサス防府やアスピラートなどで集められた切手を紹介する『切手展』を開催されます。
期間が終了したものもありますが一緒にご紹介します。
『切手趣味週間・切手展』
と き:2023年4月17日(月)~4月24日(月)
ところ:防府市地域協働支援センター(ルルサス防府2階ロビー)
テーマ:有名美術館の名画
『アスピラート防府切手展2023』
と き:2023年6月7日(水)~6月15日(木)
ところ:アスピラート1階市民ギャラリー
テーマ:1.詐欺郵便
2.日本切手の銘版とカラーマーク
3.ブルダの初日カバー・似顔絵編
4.切手で楽しむ浮世絵
5.名画切手、クロード・モネ
4月の切手趣味週間に行われている切手展は毎年行われています。
また、『アスピラート防府切手展2023』は6月の開催です。
ご興味のある方は、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。