6月21日FMわっしょい「学校図書館を考える会・防府」出演!

6月21日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハート to ハート」
この日の出演は、

学校図書館を考える会・防府

松本直江さんです!


学校図書館を考える会・防府は、学校図書館が
子どもたちの読みたい・知りたい・学びたいという欲求に応え、
学習・教育活動を支援する場となるよう研修、
広報活動等をおこなうことを目的に活動しています。
今日は、家庭での読み聞かせについてお話ししていただきました!

読み聞かせは、子どもの言葉の力をつくるきっかけになります。
ブックスタートは、いつ頃がいいかと
悩まれる方も多いそうですが、生後3ヶ月頃から始めていいそうです。
本を読むというよりも、言葉をかけたり、
コミュニケーションを取ったりする道具として
使ってもらえればと話されていました。
絵本は、視覚と聴覚で楽しむのだと言われていました。
家庭での読み聞かせは、子どもにとって嬉しい時間で、
親にとっては、子どもとのいい時間だと話されていました。
例えば、『もこもこもこ』という絵本では、
「もこもこもこ」をいろいろな言い方で言って、
赤ちゃんがどんな反応をするのか見て、受け止めるのが大切だそうです。
また、『あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん』という絵本には、
わらべうたや手遊びが載っています。
詳しく知らなくても簡単にできるそうです。

もう少し年齢が上がると昔話を読み聞かせるといいそうで、
今頃は昔話を知らない子が多いと話されていました。
昔話というのは、もともとは耳で聞く物語で、
絵本がなくても語ることができるものだったそうです。
昔話を選ぶときは、もとのかたちの本を選ぶことがポイントだと
話されていました。
例えば、イギリスの昔話である『3匹の子豚』のもともとの話は、
1匹目と2匹目はオオカミに食べられてしまい、
オオカミは3匹目の子豚に食べられてしまいます。
昔話には、伝えるべきものや伝えたいものが書かれており、
もともとの話でないと昔話の本来の面白さが
伝わらないと話されていました。

そして、子どもへの読み聞かせの本で悩む方は、
ぜひ、山口県立山口図書館のこどもとしょしつに行ってほしいと話されていました。
こどもとしょしつには、読み聞かせ応援コーナーがあり、
絵本が全部で約300冊置いてあるそうです。
また、「愛され続ける絵本たち~30年以上読み継がれる絵本リスト~」
というこどもの本のリスト集があり、約740冊載っているそうです。
リスト集は、「愛され続ける絵本たち
~30年以上読み継がれる絵本リスト~」だけでなく、
読み聞かせ応援コーナーに置いてある本のリストもあります。
リスト集は、山口県立山口図書館に冊子で置いてあり、
HPにも掲載されています。
山口県立山口図書館の本を借りたいけれど時間がなくて難しい場合、
山口県立山口図書館のカードを作って、メールアドレスの登録しておくと、
e-Net貸出サービスを利用することができ、ネットで本を予約すると
防府市立防府図書館で本を受け取ることができるそうです。

松本さんは、「読み聞かせは親子のコミュニケーションをとる
手段でもあり、その時でないと楽しめない本もあるので、
一人読みに移るまで読んであげるのがいい。」と話されていました。

読み聞かせで子どもの言葉の力をつくったり、
親子のコミュニケーションやスキンシップをとったりできるのは、
素敵なことですね♪


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