3月7日FMわっしょい「特定非営利活動法人文化遺産トラストほうふ」出演!
3月7日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハート to ハート」
この日の出演は、
特定非営利活動法人文化遺産トラストほうふ
代表理事 吉瀬勝康さんです!
今回は、活動内容と3月27日に行われる
公爵毛利家住宅見学会「二つの毛利邸」について
お話ししていただきました!
特定非営利活動法人文化遺産トラストほうふは、
今年の5月で設立から丸3年になります。
もともとは、市文化財課の調査や発掘の
アルバイトや嘱託をしていた方たちが集まり、
文化財や毛利邸の奥向きの清掃などをボランティアでされていました。
文化財や文化遺産は、放っておけば消えてなくなってしまうので、
周知と文化財の清掃、活用を目的として活動を始められました。
現在は、英雲荘の受付業務や館内の維持、庭の手入れなどの管理運営をしています。
吉瀬さんは、「木造住宅は、空気の入れ替えが大事。」と話されていました。
そして、3月27日(日)に「公爵毛利家住宅見学会「二つの毛利邸」」が行われます。
1日かけて防府市内にある2つの毛利家住宅を見学します。
午前の部は英雲荘、午後の部は毛利邸です。
午前の部の時間は10:00~11:30で、集合時間は9:50です。
午後の部の時間は13:30~16:30で、集合時間は13:20です。
参加費は、2,000円(入館料込み)です。
定員は、20人です。
午前の部、午後の部のみの参加も可能で、
参加費は、午前の部のみが600円(入館料込み)、
午後の部のみが1,500円(入館料込み)です。
英雲荘は、殿様が泊まったり休憩したりするところとして利用されていましたが、
7代目の藩主が隠居の住まいとして、英雲荘を大改築したそうです。
そして、明治18年、江戸(東京)から地元へ戻ることになり、
長州藩の場合は、多々良に住まいをつくろうということで、
大正5年に毛利邸が完成しました。
完成までは英雲荘で過ごされていたそうです。
今回の見学会では、英雲荘や毛利邸という住宅として、
客間だけでなく、家族が住んでいたところや
普段は公開されていない女中部屋や台所も見学できます。
吉瀬さんは、
「住宅としてどのように使われていたか説明したい。
普段は公開されていないところも見ることができるので、面白いと思う。」
と話されていました。
毛利邸の建物は、日本の中の近代和風建築で、
トップ5くらいに入るほど、技術や質、用いられた材料が優れているそうです。
近代和風建築は、明治以降、
コンクリートや屋根を支える小屋組みには
トラストという三角の支えなど西洋建築の技術が用いられ、
一見和風だけど西洋の技術が入っている建築のことだと話されていました。
住宅としての英雲荘や毛利邸の説明を聞いたり、
毛利邸は普段公開されていないところを見たりできるので、
興味のある方はぜひ参加してみてください♪