9月4日FMわっしょい「一般社団法人山口県書道連盟」出演!!
9月4日、FMわっしょい
「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
一般社団法人 山口県書道連盟
山田梓江さんです!
山田梓江先生は、ご自宅や公民館で一般の方向けの講座をされています。
基本ができなければ創作はできないので、基本を大切に教えているそうです。
一般社団法人山口県書道連盟は、毎年、山口県民による書道展を開催していますが、
今年は、9月9日、10日にアスピラートで行われます。
一般作品には、漢字・かな・近代詩文書・前衛書など多様な書があります。
近代詩文書は、漢字かな交じりで、詩や歌、俳句などを表現しています。
前衛書は、読むのではなく、感じる書で、書いた人の心象を表しています。
何を表現しているのか、どうやって書いたのかなどを
想像しながら見ると楽しそうです。
今回、山田梓江先生は、近代詩文書の作品を出展していらっしゃいます。
次の世代に繋いでいきたいという思いから、
今年の作品のテーマは「繋(つな)ぐ」だそうです。
先生が書くときに大切にしているのは、
どうすれば見た人に感動が伝わるかということです。
そのために、日頃からさまざまなアンテナを張り巡らせています。
また、書くだけではなく、音楽や絵画や陶芸など、
違う分野の素晴らしいものに触れることも大切しています。
感性を磨いておかないと、捉えるものも捉えられないそうです。
先生が実際に書く時間は一瞬ですが、
思いを巡らすなど、作品作りの前の課程で多くの時間を使っています。
先生も最初の頃は100枚、200枚書いていましたが、
積み重ねていくことで、イメージしたものが書けるようになっていったそうです。
基本から外れた作品はあまりよくないので、
しっかり基礎を身につけることが大事だとおっしゃっていました。
また、同じ会場で、山口県中国山東省児童生徒書道展も併催しています。
こちらには、山口県の児童生徒と、
姉妹都市である中国山東省の児童生徒が出品しています。
500点ほどの作品がありますが、ファイルに入れるなどして全て見ることができます。
「書に親しみのない方も、見に来ていただいて、楽しいと思っていただきたいです。
何か1つでも感じるものがあれば」とおっしゃっていました。
感じるものは、人によってそれぞれですが、それがいいそうです。
9日には、岩見屋錦舟先生によるギャラリートークもあります。
先生の解説を聞きながら作品を見ると、違う見方ができそうです。
書道の経験がある方も、あまり知識がない方も、
見に行ってみると、新たな発見がありそうですね♪
第41回 山口県書道連盟展(併催 第19回 山口県中国山東省児童生徒書道展)
会期:9月9日(土) 、10(日) 9:30~17:00(10日は16時まで)
会場:アスピラート
入場無料