12月2日FMわっしょい「青年海外協力隊山口県OB会」出演!!

12月2日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、

青年海外協力隊山口県OB会 松浦和子さんです!


青年海外協力隊山口県OB会は、JICA((独)国際協力機構)の実施する
JICA海外協力隊事業に参加したOB・OGからなる組織で、
国際協力に関する啓発活動を行っています。
松浦さんは保健師として派遣された経験を活かし、様々な活動をしていらっしゃいます。

海外での経験を小中学生に話す出前講座は、以前からよくあった活動ですが、
近年、山口県にも外国人が増えてきたのに伴い、
外国の方への生活支援の活動も多くなっています。
OB・OGの方々は、自身が外国で生活した経験をもとに、様々な支援をしています。
その中の一つが、「こどものための日本語教室」です。

日本にいる外国人の中には、子どもを国から連れてきたり、
日本で子どもを産んだりする方も少なくありません。
日本語は日本で生活する中で自然に身につくものもありますが、
それは、「生活言語」と言われ、おしゃべりで使うものです。
授業や教科書に出てくる日本語は、「学習言語」と言われ、
習得するまでに5年から7年かかると言われています。

さらに、小・中学生になってから来日したお子さんは、
学校の中で、理解できない日本語に囲まれて1日過ごすことになります。
山口県は外国人の散在地域のため、
支援が必要な外国にルーツを持つお子さんが1つの学校に1家庭しかない場合もあり、
各学校での支援にも限界があります。

そこで、青年海外協力隊山口県OB会では、放課後に日本語教室を開催しています。
防府市で1会場、山口市で5会場と、オンラインでの指導も行っています。

日本語教室を行うためには、日本語教師などの専門的な知識を持った方への謝金や、
オンライン授業を行うための機材など、様々な経費がかかります。
そのため、日本語教室の年間サポーターという形での寄付を募っています。
また、宿題を見たり、音読を聞いたりするボランティアの方の参加も募集しています。

松浦さんは、
「周りにいる外国の方に、『こんにちは』だけでも声をかけてもらえると、
 お互いに心のハードルが下がり、交流しやすくなります。
 ぜひ近くにいる外国の方へ声をかけてみてください」とおっしゃっていました。

皆さんの身近にも外国の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
彼らが生活しやすくなる支援について考えてみませんか。


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