1月15日FMわっしょい「西浦焼愛好会」出演!!
1月15日、
FMわっしょい「あなたからあなたへハートtoハート」
この日の出演は、
西浦焼愛好会
会長 柗田秀子さんです!!
西浦焼は江戸時代末期から昭和初期にかけての動乱の時代に、
様々なものをできるだけ自分たちで賄うことを目的に
西浦の庄屋であった柗田さんの先祖が、萩の陶工の吉田土作さんを招き、
食器などを作るようになったことが始まりです。
西浦焼愛好会は、西浦焼が好きな方々が集まって、歴史や文様の勉強をしたり、
作品を囲んでお話をしたりしていらっしゃいます。
柗田さんはユーモア担当で、この器で何を食べるかを考えたり、
初代土作さんの個性的な絵を見て何が描いてあるのかを想像したりしているそうです。
例えば、ちょっとぽっちゃりした龍が描かれているのを「メタボ龍」と呼んだり、
土作さんの作品によくある親指でつついてできたくぼみを「土作のえくぼ」と
勝手に名付けたりしています。
時には、他のメンバーからたしなめられることもありますが、
皆さんで楽しい時間を過ごしていらっしゃいます。
西浦焼は、自由で制約がないため、初代から三代目までの作風は様々です。
萩焼のようなシンプルなものもありますが、赤絵のついたものや、
真っ白で彫刻のついているものもあります。
柗田さんは色がきれいな作品や、文様について話すのが楽しいとおっしゃっていました。
そして、今回は、西浦焼を実際に見られる展示会のご案内をしてくださいました。
展示会は、1月20日(土)の10時から15時まで、西浦公民館の集会室で行われました。
初代から三代までの作品合わせて100点ほどが展示され、
他にも窯の説明や、文様の説明などのパネルがあり、質問も受け付けていました。
もしかしたら、見に行った方の中に、
「家にあるのは西浦焼かも?」という方もいらっしゃったかもしれません。
もし、西浦焼かもしれないものがあった場合は、
西浦焼愛好会さんに連絡をすれば、見に来てくださるそうです。
柗田さんは、西浦焼は西浦の宝であり、防府の宝でもあるので、
防府の皆さんに愛してもらいたいですとおっしゃっていました。
展覧会を見に行くことができなかった方も、
防府市市民活動支援センターに美しいリーフレットが置いてありますので、
ぜひ見にいらっしゃってください。
防府の宝をみんなで大事にしていきたいですね。